お風呂のトラブル 水まわりトラブル別の対処方法

お風呂の追い焚き配管から茶色い汚れが出てきた!清掃方法を試した結果レポ【ヒカリモード】

追い焚き配管の汚れ問題、こう解決しました

築14年の戸建て住宅で、追い焚きのたびにお湯へ茶色いフワフワした汚れが浮き上がる症状が発生。市販の追い焚き配管用洗浄剤を2回試みたものの改善せず、水道局指定工事店へ依頼。配管内の湯垢・バイオフィルムの蓄積が原因と判明し、専用機材による高圧洗浄で解決。費用は出張費・作業費込みで22,000円(税込)、作業時間は約90分でした。

はじめに:お風呂のお湯に浮かぶ正体不明の茶色いもの

去年の冬のことです。11月に入って気温が下がり始めたころから、追い焚きをするたびにお湯の中に茶色っぽいフワフワしたものが漂い始めました。最初は「なんだろう」程度に思っていたのですが、日を追うごとに量が増えてきて、さすがに無視できなくなってきました。

私は兵庫県内の戸建てに住んでいる39歳の看護師です。夫と小学2年生の子どもの3人暮らし。家は築14年の一般的な木造戸建てで、浴室はユニットバスです。追い焚き機能付きの給湯器を使っています。

職業柄、衛生面には人より敏感なほうだと思います。子どもと一緒に入浴することも多いので、「この汚れが浮いたお湯に子どもを入れていいのか」という不安が、だんだん強くなっていきました。

症状の経緯:最初は「気のせいかな」と思っていた

10月末ごろ:追い焚き後のお湯がなんとなく濁る

振り返ると、最初の違和感は10月の下旬ごろにあったと思います。追い焚きをした後、湯船に入ったときに「お湯がいつもより少し白っぽいかな」と感じたことがありました。ただ、そのときは量も少なかったし、すぐに消えたように見えたので、特に気に留めませんでした。

11月中旬:茶色いフワフワが目ではっきり確認できるように

それから2〜3週間ほどして、明らかに様子が変わりました。追い焚きボタンを押してしばらくすると、循環口のあたりからお湯が出てきて、それと一緒に茶色くて薄い、フワフワしたものが複数浮かび上がるようになったんです。大きさはまちまちで、小さいものは数ミリ、大きいものは1〜2センチ近くある感じでした。

湯船の照明を当てて見ると、表面に薄い膜のようなものが広がっているのも確認できました。夫に「これ、おかしくない?」と見せたところ、夫も「なんかあるね」と認めるくらいには目立っていました。

11月下旬:頻度と量が増し、子どもを入れることへの不安が高まる

その後、追い焚きするたびに同じことが起きるようになりました。お湯を新しく張り直しても、追い焚きをした瞬間にまた浮いてくる。つまり、問題の原因はお湯そのものではなく、配管の中にあるということが、この時点でようやく理解できました。

子どもが「なんかゴミ浮いてる」と言って湯船に入るのを嫌がった日があって、そこで本格的に対処しなければと思いました。

自分で試した対処①:市販の追い焚き配管用洗浄剤(1回目)

購入と手順

ドラッグストアで「追い焚き配管洗浄用」として売られている粉末タイプの洗浄剤を購入しました。価格は1袋900円ほど。パッケージに書かれた手順はおおよそ以下の通りです。

  • 循環口より5センチ以上上まで水または40度程度のお湯を張る
  • 洗浄剤を溶かし、追い焚きを10分程度作動させる
  • 電源を切り、1〜2時間つけ置きする
  • 排水後、シャワーで浴槽と循環口まわりをすすぐ
  • 再度お湯を張り、追い焚きして排水(すすぎ運転)

手順通りに実施したところ、つけ置き中に出てきた水の色がかなり茶色く濁っていて、「これだけ汚れが出たなら効果があったはずだ」と思いました。

結果:一時的に改善したかに見えたが、翌日から再発

洗浄した直後の追い焚きでは汚れの浮き出しがほぼなく、「解決した」と感じました。ところが翌日、再度追い焚きをしてみると、また同じようにフワフワした茶色い汚れが出てきたんです。量は洗浄前より少なめでしたが、明らかに改善しきれていない状態でした。

自分で試した対処②:洗浄剤を2袋に増量して再挑戦

「1袋では足りなかったのかも」という判断

1回目の洗浄で汚れが大量に出たことから、「配管の汚れが多すぎて1袋では落ちきらなかったのかもしれない」と考え、同じ洗浄剤を2袋使って同じ手順でもう一度試みました。今度はつけ置き時間も3時間に延ばしました。

結果:それでも根本的には解決せず

2回目の洗浄後も、やはり追い焚きすると汚れが出てきました。1回目よりも量は少なくなっていましたが、完全にはなくなりませんでした。2袋で約1,800円を使ったことになりますが、問題は残ったままです。

この時点で、「市販の洗浄剤で対処できる範囲を超えているのかもしれない」という考えが頭をよぎりました。

失敗談と反省:やってしまったこと・やってはいけないこと

私がやってしまった失敗

正直に言うと、2回目の洗浄をする前に一度、循環口のフィルターカバーを外して内側を綿棒で掃除しました。パッケージの注意書きには「分解しないでください」と書かれていたのですが、表面の汚れが目についてしまって、軽い気持ちでやってしまいました。

後で業者の方に確認したところ、「循環口の奥に手や道具を入れると配管内のバイオフィルム(汚れの塊)が剥がれて詰まりの原因になることがある」と教えてもらいました。幸い今回は詰まりにはなりませんでしたが、やるべきではありませんでした。

絶対にやってはいけないこと

業者との会話の中で、「やらないほうがいいこと」についても教えてもらったので、参考までに書いておきます。

  • 複数の洗浄剤を同時に使う:成分が混ざることで予期しない反応が起きることがある。塩素系と酸性洗浄剤の混用は特に危険。
  • 配管内に直接ホースを突っ込んで水を流す:配管の内部構造によっては逆効果になる場合がある。
  • 汚れが出始めても放置し続ける:バイオフィルムはそのままにすると配管内で増殖し続ける。汚れの量が増えてから業者に頼むと、作業が複雑になるケースがある。
  • 症状が出ているのに「たまに出るだけだから」と使い続ける:細菌が繁殖している可能性があり、衛生上のリスクがある。

私は「放置してもたいしたことはないだろう」という気持ちが最初の1ヶ月弱あったのですが、これは今思えばよくなかったです。

業者への依頼:水道局指定工事店を選んだ理由と探し方

業者選びで確認したこと

自分での対処に限界を感じた後、どこに頼めばいいか調べ始めました。インターネットで検索すると、さまざまな業者が出てきます。なかには「今すぐ駆けつけます」「最安値保証」といった広告を打っているところも多く、正直どこが信頼できるのか判断に迷いました。

看護師という職業柄、「安さより信頼性」を優先したいという気持ちがあったこと、また過去に水回り業者のトラブル事例をニュースで見たことがあったため、今回は兵庫県の水道局が指定している工事店の中から選ぶことにしました。自治体の水道局ホームページには指定工事店の一覧が掲載されており、そこから地域に近い業者を数社ピックアップしました。

問い合わせの際に確認したのは以下の点です。

  • 水道局指定工事店であるかどうか
  • 現地見積もりは無料かどうか、または費用がかかる場合はいくらか
  • 見積もり後に断った場合、キャンセル料が発生するか
  • 追い焚き配管の洗浄作業の実績があるか
  • 最短でいつ来られるか
  • 作業後に追加料金が発生するケースはどのような場合か

電話で対応してくれた業者のうち、「見積もりは現地確認後に提示、キャンセルは見積もり前なら無料」と明確に答えてくれたところに依頼しました。電話対応の印象と、質問への答え方が具体的だったことが決め手でした。

「指定工事店」にこだわった理由

水道局の指定工事店というのは、自治体が定める技術・資格・設備の基準を満たしている業者に与えられる資格です。全ての水回りトラブルで指定工事店でなければならないわけではありませんが、特に給水設備に関わる作業は法律上、指定工事店でないと対応できない範囲があります。追い焚き配管の洗浄自体は厳密にはその範囲に含まれないかもしれませんが、万一、配管の状態が悪くて交換が必要になった場合などを考えると、最初から対応できる業者に頼んでおくほうが安心だと判断しました。

業者による作業の内容と結果

現地確認と見積もり

依頼した翌日の午前中に担当者が来てくれました。浴室を確認した後、「配管内にバイオフィルムと湯垢が蓄積しており、市販の洗浄剤では落としきれない状態になっています」と説明を受けました。

バイオフィルムとは、浴槽のお湯に含まれる皮脂・石けんカス・皮膚片などが配管内壁に付着し、そこに細菌が繁殖して膜状になったものです。一定の厚みになると剥がれて追い焚き時に流れ出てくる。これが今回見えていた茶色いフワフワの正体でした。業者の方から「配管の内側にカメラを入れるほどではないが、洗浄剤の反応と症状の出方から、かなりの量が蓄積していると判断されました

※本記事は、提携業者様からご提供いただいたエピソードをもとに、個人が特定できないよう当サイト独自に脚色を加えています。
類似のケースであっても、状況や地域に応じて対処方法や金額が異なる場合があります。

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