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洗面所の床下から水漏れ発覚!給水管の劣化で床材を剥がすことになった経緯【ヒカリモード】

結論

築28年の戸建て住宅(京都府)の洗面所で、給水管接続部の劣化による水漏れが床下で長期間進行。床のふわつきで発覚した時点ではすでに床材・下地合板まで腐食が進んでおり、給水管の交換に加えて床材の全面撤去・張り替えが必要になりました。業者への支払い総額は約32万円。発見の遅れが工事規模を大きくした典型的なケースです。

はじめに:「床がふわふわする」という家族の一言が発端だった

2024年の1月末のことです。ちょうど冬休みが明けたころ、妻から「洗面所の床を踏むと沈む感じがする」と言われました。最初は私も「そんなものかな」と半信半疑でしたが、実際に洗面台の前に立ってみると、確かに床が少し柔らかい。スポンジを踏んでいるような、あの嫌な感触です。

私は京都市内の公立中学校に勤める教員で、住まいは戸建て。築28年になります。洗面所は1階にあり、面積は約2畳ほどの一般的な広さです。建てた当初から一度も床を張り替えたことはなく、設備類も基本的にはそのままでした。給水管についても、「まだ使えているから大丈夫だろう」と、正直なところほとんど気にしたことがなかったのです。

症状の経緯:ふわつきから始まり、変色・異臭へと進行

最初の異変:床のふわつき

妻が異変に気づいたのが1月下旬でしたが、振り返ってみると、もっと前から兆候はあったと思います。昨年の秋ごろから洗面所に入ると「なんとなく湿っぽい」と感じることがあり、換気が悪いせいだろうと窓を開けたりしていました。しかしそれ以上は特に気にしませんでした。

床のふわつきに気づいてから数日で、今度は洗面台の足元あたりのクッションフロア(床材)の一部が、わずかに変色しているのが見えてきました。白っぽいシミのような見た目で、最初は水が跳ねたのかと思いました。それでも、触ってみると表面は乾いているので、まさか床下に問題があるとは思い至らなかったのです。

悪化のサイン:異臭と床の変形

2月に入ったころには、洗面所に入るたびにかすかなカビのような匂いがするようになりました。それと同時に、床の変色範囲が広がっていることに気づきました。特に洗面台の直下あたりがひどく、クッションフロアの端が少し浮いているように見えました。

ここでようやく「これは内側から何かが起きているかもしれない」と思い、洗面台の下の収納扉を開けて中を確認しました。収納の底部分を手で押してみると、明らかに柔らかく、押した部分がわずかに沈みます。木材が水を吸って腐食しているときの、あの感触でした。

自分で調べて試したこと、そして失敗

洗面台下の収納を自分で確認してみた

収納内部をよく見ると、給水管(お湯と水の2本)の接続部周辺が湿っていました。パッと見た感じでは水が流れているわけではなく、じわりと濡れている程度。「接続部のパッキンが劣化しているのではないか」と思い、自分で修理できないか調べました。

インターネットで調べると、止水栓を閉めてパッキンを交換するという方法が出てきます。私も止水栓の場所を確認し、実際に閉めてみました。そのうえで接続部のナットを手で締め直してみたのですが、もともと樹脂製の部品が使われていた部分で、締め込んでいくうちに「パキッ」という音がして、接続部の一部にひびが入ってしまいました。

この時点で自分での作業は断念しました。強引に締め直そうとしたのが失敗で、劣化した部品に無理な力をかけると破損するリスクがあるということを、身をもって知りました。ひびが入ったことで、止水栓を開けると水がより漏れやすい状態になってしまい、その後は止水栓を閉じたまま業者を待つことになりました。

「自分でできる」という判断の落とし穴

今から振り返ると、配管の接続部品は素材によって扱い方が大きく異なります。私が触った部分は経年劣化で脆くなった樹脂製のパーツで、金属製のものとは全く異なる慎重さが必要でした。インターネットの情報を鵜呑みにして、自分の住宅の設備の状態を確認しないまま作業したのが問題だったと思います。

また、床のふわつきが出ている時点で、床下への水の浸透は相当進んでいると考えるべきでした。「原因箇所だけ直せばいい」という判断は甘かった。

業者への依頼:選定から作業完了まで

業者を選ぶ際に確認したこと

まず私が確認したのは、京都市の水道局が公開している「水道局指定工事店」のリストです。水回りの工事は、自治体が認定した指定工事店に依頼することが原則とされており、無認定の業者による工事はトラブルの原因になることもあります。ネット検索で出てくる業者がすべて指定工事店とは限らないため、市のウェブサイトで確認しました。

候補を3社に絞り、それぞれに電話で問い合わせをしました。確認したのは以下の点です。

  • 水道局指定工事店であるかどうか(番号の確認)
  • 現地調査・見積が無料かどうか
  • 見積後に断っても費用が発生しないか
  • 追加料金が発生する場合、その基準を事前に説明してもらえるか
  • おおよその到着目安はどのくらいか

最終的に依頼したのは、市内に拠点を持つ指定工事店で、電話対応が丁寧で見積書を書面で出してもらえるとのことでした。到着は依頼翌日の午前中でした。

現地調査で判明した実際の状況

業者が来て最初に行ったのは、洗面台下の配管確認と、床を押さえての状態確認でした。担当の方が収納内部をライトで照らしながら確認し、「給水管の接続部のジョイント部分が割れかけており、そこから水が長期間にわたって少しずつ漏れていたと考えられる」と説明してくれました。

私がひびを入れてしまった部分とは別に、もともと接続部の樹脂製パーツにも亀裂が生じていたとのことです。築28年という年数を考えると、樹脂パーツの劣化としては「想定の範囲内」という説明でした。ただ、漏れの量が少量であったため、本人たちが気づくまでに相当な時間がかかったのだと思います。

次に床の状態を確認するため、洗面台付近のクッションフロアの端を少しめくって調べてもらいました。すると下地となっている合板が、広い範囲で水を吸って変色・軟化しているのが確認できました。業者の方の説明では、「この状態では床材と下地を全面的に交換しないと、また同じ問題が起きる可能性がある」とのことでした。

作業内容と費用の内訳

見積書に基づいて承認し、工事は2日間にわたって行われました。

作業内容 費用(税込)
給水管接続部の交換(パーツ代・工賃含む) 約68,000円
洗面台の取り外し・再設置 約35,000円
床材(クッションフロア)の全面撤去 約22,000円
下地合板の全面交換 約88,000円
新規床材の貼り付け(材料費込み) 約45,000円
廃材処理費 約18,000円
出張・諸経費 約24,000円
合計 約300,000円

作業時間は1日目が約6時間(配管交換・洗面台取り外し・床材撤去・下地撤去)、2日目が約4時間(下地合板設置・床材貼り付け・洗面台再設置・動作確認)でした。

正直なところ、30万円を超える出費は想定していませんでした。しかし業者の方から「床の腐食がもう少し広がっていたら、根太(ねだ)の交換も必要になり、さらに費用がかかっていた可能性がある」という説明を受けました。発見のタイミングが遅かったのは事実ですが、根太まで至っていなかった点は不幸中の幸いだったようです。

やってはいけなかったこと・反省点の整理

放置が被害を広げた

秋ごろの「なんとなく湿っぽい」という感覚を、換気の問題として片付けてしまったのが最初の誤りでした。洗面所は水を使う場所だからと、多少の湿気は気にしない傾向が自分の中にあったように思います。特にカビの匂いや床の変色は、床下に何らかの問題がある可能性を示すサインであることが多いと、業者の方から後から聞きました。

自分で配管パーツに触れたこと

劣化した樹脂製の配管部品を、適切な知識なく無理に締めようとしたのは明らかな失敗でした。配管の素材や状態を確認せずに工具や手で力を加えると、部品を破損させてリスクを高めるだけです。私の場合、ひびを入れてしまったことで、業者が来るまでの間は止水栓を完全に閉じなければならず、洗面所の水が使えない時間が生じました。

「パッキン交換で済む」という思い込み

接続部が湿っているのを見て、すぐに「パッキンの劣化だろう」と判断したのも早計でした。実際には樹脂パーツ自体に亀裂が生じており、パッキン交換で対応できる状態ではなかったのです。症状を見ただけで原因を決めつけて作業に入るのは、状況を悪化させる可能性があります。

今回の経験で学んだこと

床の「ふわつき」は早急に確認すべきサイン

床が柔らかく感じるという症状は、床材や下地が水分を吸っているサインである場合があります。我が家のケースがすべての家庭に当てはまるわけではありません。おかしいなと思ったらまずは専門の業者にご相談ください。

※本記事は、提携業者様からご提供いただいたエピソードをもとに、個人が特定できないよう当サイト独自に脚色を加えています。
類似のケースであっても、状況や地域に応じて対処方法や金額が異なる場合があります。

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