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屋外の散水栓が凍結して破裂!冬の朝に庭が水浸しになった話【ヒカリモード】

要約

北海道在住のSさん(47歳)が真冬の朝、屋外散水栓の凍結破裂を発見。庭に水が噴き出し続け、元栓閉鎖後も水道管の一部交換が必要となった。水道局指定工事店に依頼し、作業費・部材費込みで約38,000円。翌年からは毎年秋に水抜き作業を行っている。

その朝、庭に白い霧が立ちこめていた

1月の中旬、午前7時ごろのことだった。北海道の戸建て住宅に住んで19年になるが、あんな光景は初めて見た。

いつもどおり勝手口から庭に出ると、足元がやけに濡れている。雪解けにしては時期が早すぎる。視線を上げると、庭の隅に設置してある散水栓のあたりから、勢いよく水が噴き出していた。白い水蒸気が漂い、一瞬何が起きているのか飲み込めなかった。

散水栓は庭の植木や洗車に使う、地面から10センチほど突き出た水道の蛇口だ。外壁沿いに設置してあり、普段はほとんど目に入らない場所にある。その口の部分がぱっくりと割れていて、そこから水が扇状に吹き出していた。地面はすでに広い範囲で水浸しになっており、周囲の雪が解けてぬかるみになっていた。

まず元栓を閉めようとしたが、すぐには見つからなかった

とにかく水を止めなければと思い、まず室内に戻って家の中の止水栓を探した。洗面台の下、トイレのタンク横、キッチンの収納内……それぞれの器具に付いている止水栓を閉めてみたが、屋外への水の供給は止まらない。当然で、個別の止水栓は各設備専用のものだから、外の散水栓には関係ない。

次に「水道の元栓」を探した。うちは築19年の木造2階建てで、元栓は外壁沿いの地面近くにあるはずだと以前どこかで聞いた記憶があった。しかし雪で覆われていて、どこにあるかすぐにはわからない。長靴で雪をどけながら外壁に沿って歩き、ようやく小さなフタを見つけた。フタを開けると中に仕切り弁のハンドルがあった。手が悴んでうまく回せず、何度か持ち直してやっと閉めることができた。

元栓を閉めるまでにおそらく10分以上かかった。その間も水は噴き出し続け、庭の半分近くが水浸しになっていた。芝生の下が凍っているため水が染み込まず、じわじわと広がっていく状態だった。

自分で応急処置を試みたが、限界があった

元栓を閉めてひと安心したものの、このままでは家中の水が使えない。散水栓の破損箇所を自分で直せないか考えた。

ホームセンターに行き、水道管補修用のテープ(自己融着テープと呼ばれるもの)と、蛇口回りに使える防水パテを購入した。合計で1,500円ほど。散水栓の割れた部分にテープを巻き、パテで塞いで元栓を開けてみた。最初の数秒は止まったように見えたが、すぐに水圧に負けてテープが剥がれ、また水が噴き出した。

割れ方を改めて確認すると、蛇口の「吐水口」の根元から縦にひびが入っており、金属部分が外側に膨らむように変形していた。後で業者に聞いたところ、内部に残った水が膨張して金属を内側から破裂させた典型的な状態だということだった。こうなると表面を塞いでも根本的な解決にならず、部品を交換するしかないとのことだった。

自分での対応はここで断念した。

業者を探すときに気をつけたこと

インターネットで「水道 修理 札幌」と検索すると、いくつかの業者が出てきた。ただし、以前に知人から「水道トラブルの業者はピンキリで、到着後に高額な見積もりを提示してくるところもある」と聞いていたので、いくつか確認してから連絡することにした。

まず確認したのは「水道局指定工事店」かどうかという点だ。札幌市のウェブサイトに指定工事店の一覧が掲載されており、そこに名前がある業者を優先した。水道局の指定を受けているということは、一定の技術基準や資格要件を満たしている証明になる。

次に電話で以下の点を確認した。

  • 出張費・見積もり費用が発生するかどうか
  • 見積もり後に断った場合の費用
  • 追加作業が発生した場合の料金の決め方
  • 最短でいつ来られるか

連絡した2社のうち、1社は「見積もり無料・出張費は作業をした場合のみ発生」と説明してくれた。もう1社は出張費が一律で発生するとのことだったので、前者に依頼することにした。到着予定は2時間後と聞き、その間は元栓を閉めたまま待機した。

業者による作業の内容と費用

担当者は予定より少し早く到着した。現場を見てもらうと、「散水栓のヘッド部分が完全に破裂しているので交換が必要です。配管自体が傷んでいないか、元栓を少し開けて確認させてください」と言われた。

元栓を少し開いた状態で配管を点検してもらったところ、地面から出ているパイプの継手部分にも微細なひびが入っていることが判明した。散水栓のヘッドだけでなく、地面近くのパイプ一部も交換が必要とのことだった。

その場で提示された見積もりは以下のとおりだった。

項目 金額(税込)
出張費 3,300円
散水栓ヘッド交換(部品代含む) 18,700円
継手パイプ部分補修・交換 14,300円
防凍処置(保温材巻き付け) 1,980円
合計 38,280円

金額を見て高いとは感じたが、あらかじめ別の業者の料金目安もざっと調べていたので、相場から大きく外れてはいないと判断した。追加費用が発生する可能性についても「このほかに作業が必要になった場合は必ず事前に説明します」と言ってもらえたので、その場で依頼した。

作業時間は約1時間半。散水栓の交換と補修が終わった後、業者の方が「このタイプの散水栓は不凍水栓柱ではないので、冬場は毎回水を抜いておく必要があります」と教えてくれた。

凍結破裂が起きた本当の原因

業者の説明によると、今回の破裂は「散水栓内部に残留した水が凍って膨張し、金属を内側から破壊した」ことが直接の原因とのことだった。

うちに設置されていたのは一般的な地上型散水栓で、使用後に内部の水を抜く機能がない。北海道のような寒冷地では、秋の終わりに散水栓への給水を止めて内部の水を抜く「水抜き作業」をしておくのが基本だという。私はその作業を一度もしていなかった。

業者いわく、「例年より今年は冷え込みが厳しく、氷点下15度を下回る日が続いたので、例年は問題なかった場所でも凍結するケースが増えている」とのことだった。これは業者の見解であり、気象条件による影響については確認できる範囲の話として受け取った。

いずれにせよ、19年間一度も水抜きをしていなかったのは事実だ。たまたま凍結しなかっただけで、リスクは毎年あったということになる。

やってはいけない対処法

今回の経験と業者から聞いた話をもとに、凍結・破裂トラブルで「やってはいけないこと」をまとめておく。

熱湯をかける

凍った配管を早く解かそうとして熱湯をかけると、急激な温度変化でパイプや継手が割れることがある。ぬるま湯をタオルに含ませて当てる方法が推奨されているが、私のケースのように既に破裂している場合は水を使う行為自体が逆効果になる。

割れた箇所に水圧をかけたまま放置する

「少しくらい漏れていても大丈夫」と放置すると、割れが広がったり、水が建物の基礎部分に浸透したりする恐れがある。まず元栓を閉めることを最優先にすべきだった。

補修テープだけで済ませようとする

私が試みたように、テープやパテで表面を塞いでも金属が変形・破裂している場合は水圧に耐えられない。一時的な応急処置として有効な場面もあるが、部品の交換が必要かどうかは専門家に判断してもらうほうが確実だ。

元栓の場所を把握せずに冬を迎える

今回、元栓を探すのに時間がかかったことで被害が広がった。寒冷地に住んでいるなら、元栓の場所は家族全員が把握しておくべきだと感じた。また、雪で埋まらないよう目印をつけておくと、いざというときに動きやすい。

その後の対策として行ったこと

修理後、業者のすすめで散水栓の給水側に手動の止水栓を追加してもらった。これにより、毎年11月には散水栓への水を止めて、内部に残った水を抜く作業が一人でできるようになった。

保温材も巻いてもらったが、業者からは「保温材はあくまで補助的なもので、寒冷地では水抜きのほうが確実です」と言われた。その言葉どおり、今は保温材に頼るよりも水抜きを徹底するようにしている。

あの朝の光景、庭に白い霧が漂い水が噴き出している様子は、今でもはっきり思い出せる。手間を省いたことのツケが、ある朝突然やってくる。そういう話だと思っている。

よくある質問

Q. 元栓を閉めれば水は完全に止まりますか?

元栓を閉めると家全体への給水が止まるため、散水栓からの噴出は止まります。ただし、元栓より先(道路側)の配管は水道局の管轄になるため、そちらで何か問題がある場合は個人では対応できません。まずは自宅の元栓を閉め、状況に応じて水道局や業者に連絡してください。

※本記事は、提携業者からご提供いただいたエピソードをもとに、個人が特定できないよう当サイト独自に脚色を加えています。
類似のケースであっても、状況や地域に応じて対処方法や金額が異なる場合があります。

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