要約
千葉県在住・会社員のNさん(36歳)が、追い炊きのたびにお湯から生臭い異臭を感じるようになった体験談です。排水口の掃除では改善せず、業者に調査してもらったところ給湯器の配管内部に汚れが堆積していたことが判明。配管洗浄・一部部品交換を経て解消されました。費用は作業料込みで約38,000円でした。
「また臭う……」追い炊きのたびに感じた違和感
我が家は千葉県内の戸建て住宅で、築14年になります。お風呂の追い炊き機能は以前から普通に使っていて、特に不満はありませんでした。異臭に気づいたのは昨年の11月頃、肌寒くなって追い炊きを使う頻度が増えたタイミングでした。
最初は「なんとなく変な匂いがするな」という程度でした。魚を調理した後のような、少しだけ生臭いような感じ。「気のせいかもしれない」と思いながら入浴を続けていたのですが、1週間ほど経っても同じ状況が続きました。追い炊きを始めた直後から匂いが出て、しばらくするとやや薄れる——そのパターンが毎回繰り返されました。
夫に確認してもらうと、「確かに臭う」と言われてしまいました。気のせいではなかったということです。
排水口が原因だと思って、まず自分で掃除してみた
最初に疑ったのは排水口でした。お風呂の排水口は髪の毛や皮脂が溜まりやすく、以前にも臭いの原因になったことがあったからです。ヘアキャッチャーを外してぬめりを取り、排水トラップも分解して中を洗いました。市販の排水口用の洗浄剤(塩素系のもの)も使い、一晩置いてから流しました。
翌日、追い炊きをしてみました。結果、臭いは変わりませんでした。
次に疑ったのは浴槽そのものです。追い炊きの循環口(浴槽の壁についている穴)の周辺に汚れがないか確認しました。フィルターカバーを外すと、確かに白っぽい汚れとぬめりが付いていたので、歯ブラシで丁寧に洗い落としました。循環口まわりは意外と汚れがたまりやすい場所で、定期的な掃除が必要な箇所だと聞いたことがありました。
ところが、これも効果がありませんでした。
その後、市販の配管洗浄剤(追い炊き配管向けとラベルに書かれているもの)を購入して試しました。使い方の説明通り、浴槽にお湯を張って規定量を投入し、追い炊きを数分間動かしてから排水するという手順です。
この作業を2回繰り返しましたが、臭いはほぼ変わらず。少しだけマシになったかな、と思った日もありましたが、2〜3日後にはまた同じ状態に戻っていました。
悪化のサインと、業者を呼ぼうと決めたきっかけ
12月に入ったあたりから、臭いが少し強くなってきたように感じました。追い炊きのたびに匂いが立ち上がるようになり、入浴後に身体に臭いが移っている気がして不快でした。子どもも一緒に入浴しているため、衛生面で気になり始めました。
市販品で試せる範囲はひと通りやりきったと感じていたこともあり、業者に相談することにしました。自分でできることに限界があると判断したのは、配管の内部まではどうしても確認できないからです。臭いの原因が排水口でも循環口でもないとなると、目に見えない場所に原因があるのではないかと考えました。
業者探しで確認したこと
業者を選ぶ際、いくつかのことを意識しました。まず、水道局指定工事店かどうかを確認すること。これは各自治体の水道局が一定の技術基準を満たした業者に与える指定で、業者の公式サイトや問い合わせ時に確認することができます。すべての業者が対象工事に指定を持っているわけではありませんが、給湯設備に関わる工事では一つの目安になると思いました。
また、見積もりを無料でもらえるか、作業後に追加料金が発生する場合はどのようなケースかを事前に聞くようにしました。電話での応答が丁寧で、到着までの時間帯を具体的に教えてくれた業者に依頼することにしました。「〇時〜〇時の間に伺います」と明確に言ってくれるかどうかは、対応の誠実さを測る一つの手がかりになると感じています。
業者による調査と判明した原因
担当者が来たのは依頼から2日後の午前中でした。状況を伝えると、まず循環口のフィルターや浴槽まわりを確認し、その後に給湯器本体と配管を調べました。
調査の結果、給湯器から浴槽へとお湯を循環させるための配管(追い炊き用の戻り配管)の内側に、汚れが蓄積していることが分かりました。業者の説明によれば、入浴時に浴槽に溶け込んだ皮脂や入浴剤の成分、水垢などが配管内に少しずつ付着し、長年使用することで層になって堆積するとのことです。特に追い炊き時にはお湯が循環するため、この汚れがお湯に混ざって臭いとして感じられるようになるそうです。
担当者は「築10年以上で定期的な配管洗浄をしていない場合はよくある状態です」と話していました。一方で、これはあくまでその方の説明であり、すべての築14年住宅で同じ状態になるわけではないと思います。
また、給湯器本体の部品(循環ポンプ付近のフィルター)にも相当な汚れが確認されました。こちらは交換を勧められ、了承しました。
作業内容と費用の内訳
実際に行われた作業は以下の通りです。
| 作業項目 | 内容 | 費用(税込) |
|---|---|---|
| 追い炊き配管の高圧洗浄 | 専用の洗浄剤と機材を使用した配管内部の洗浄 | 22,000円 |
| 循環フィルター交換 | 給湯器内部フィルターの部品交換 | 9,800円 |
| 出張・調査費用 | 現地確認・診断 | 6,600円 |
| 合計 | 38,400円 |
作業時間は調査を含めて約2時間でした。作業中は業者の方が要所で状況を説明してくれたので、何をしているか把握しながら待つことができました。
作業後に追い炊きを試したところ、臭いは感じられませんでした。その後1ヶ月以上経過しましたが、再発はしていません。
やってはいけない対処・悪化につながる可能性のある行為
今回の件でいくつか調べたり業者に聞いたりした中で、やらない方がよいと感じたことをまとめておきます。
- 強い塩素系洗浄剤を配管に長時間流し続ける:配管の素材や給湯器の内部部品によっては、強い薬剤が素材を傷める可能性があります。市販の追い炊き配管洗浄剤は使用方法を守ることが前提で、量や時間を「多めにすれば効果が上がる」というものではないと教えてもらいました。
- 循環口を強引に分解しようとする:循環口のカバーやフィルターは外して洗浄できる構造になっていますが、奥の配管部分まで自分で手を入れようとすると、部品を破損させる恐れがあります。今回のように臭いが配管の奥に原因がある場合、無理に手を加えるよりも専門家に確認してもらう方が結果的に早いと感じました。
- 給湯器本体を自分で開けようとする:給湯器の内部は、ガス配管や電気系統が絡んでいます。資格のない一般人が内部を開けて触ることは、安全上の問題があります。異臭がガスっぽい場合は特に、自分で何かしようとせずにガス会社や専門業者に連絡する方がよいと思います。
- 臭いが「慣れた」と感じるまで放置する:これは今回の反省でもあります。最初の違和感を気のせいだと思い込んでいた1週間で、汚れが進行していた可能性もあります。異臭の原因によっては雑菌の繁殖が関係している場合もあるため、早めに対処するのが無難だと感じました。
振り返って思うこと
今回の一件で、追い炊き配管の汚れは排水口や浴槽まわりとは別の問題だということを初めて実感しました。同じ「お風呂の臭い」であっても、原因の場所が違えば対処も変わります。
市販の洗浄剤が効かなかった理由について業者に聞いたところ、「市販品は予防や軽度の汚れには有効ですが、長年蓄積した汚れには成分が届きにくいこともある」との話でした。ただしこれはあくまでその業者の見解であり、製品や汚れの程度によって異なる可能性があります。
費用については、正直なところ「もう少し安く済んでほしかった」という気持ちはあります。ただ、自分でできる範囲を試してから依頼したこと、事前に見積もりを確認したこと、作業内容の説明を受けた上で進めたことは、後悔のない選択をするために必要なプロセスだったと感じています。
定期的な洗浄を業者に頼むかどうかはまだ決めていませんが、今後は市販の配管洗浄剤を数ヶ月に一度使うよう習慣づけるつもりです。
FAQ
Q1. 追い炊き後の生臭い異臭は、必ず配管が原因ですか?
必ずしもそうとは言えません。排水口のぬめり、循環口フィルターの汚れ、浴槽内に残った入浴剤の成分、給湯器の種類による水質の影響など、複数の原因が考えられます。私の場合は排水口・循環口を洗浄しても改善しなかったため、配管内部が原因と判明しましたが、臭いの種類(生臭い・硫黄っぽい・カビっぽいなど)によっても原因が異なることがあります。まずは目視で確認できる箇所の洗浄を試し、改善しない場合に業者への相談を検討するのが現実的な流れだと思います。
※本記事は、提携業者からご提供いただいたエピソードをもとに、個人が特定できないよう当サイト独自に脚色を加えています。
類似のケースであっても、状況や地域に応じて対処方法や金額が異なる場合があります。
製品によって推奨頻度は異なりますが、一般的には1〜3ヶ月に1回程度を目安にしているものが多いようです。私
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類似のケースであっても、状況や地域に応じて対処方法や金額が異なる場合があります。